当店のヘリ無し畳、フェリーで鹿児島へ。

ましてやフェリー便など初めてだ。
ちゃんと届くのか、変形しないだろうか、不安はあるがお客さんが手配してくださったフェリー便の業者へ連絡して、当日梱包したつもりの畳をトラックに積み込み港へ向かった!
港へ向かうって時点で新鮮な気持ちだ。
・
・
・
港へどうやら到着して、指定したポイントをNaviが指すがどこにも会社らしきものが無い。
でっかい看板を期待したが、そうはいかなかった。
飛込営業時代で体得した勇気を持ってして、適当な建物らしき所へグングン入り情報収集を行う事にした。
作務衣姿の私に驚きながら、「その角左、二階の建物やわ」と言う有難い情報のもと、おばちゃんの言う通り車を走らせた。
どこだ。どこだ私の探している業者さん、とキョロキョロ歩き回る作務衣の男はさぞかし怪しかっただろう。
と、ようやく見つけました看板!
40センチぐらいの看板!
口からこぼれた「小っさ」
まあ兎に角着いたわけだ。あとは畳を預けたら終わりだ。
お客さんから運搬代やら日程やら、業者さんとやり取りは済んでいるらしいのでサクッと進む、、、
訳には行かなかった。
事務所へ入るも、だれも居らん
やっと来た方に接客してもらうも
ここじゃ無いと言われ
次の建物へ行くも
ここじゃ無いと言われ
次の場所へ行くも
「伝票が要るよ?あそこで発行して?」
と、お兄さん。
反射的に、あっここはタメ口で話すポイントなんだ。と私
「そうなん?わかった〜ありがとう〜」と
初めの建物へ戻る
・
・
・
んー。ん〜。
誰も居ない、、。
事務所へ電話して、来て頂いた方になんとか伝票を発行してもらい、
さっきの兄ちゃんが居る荷受け場に向かう。
「今から休憩入るから、そこでまってて」
・
・
・
・
休憩は働くのに必要な時間だ。
大丈夫、分かってるよ〜。
・
・
やっと荷受けが進み、
奥に行けと指でさすオッチャンに従い
一切無言のフォークリフトのオッチャンが空気感だけで
(ここにブツを乗せな)
と指示するのだから従い、
やっと終わった。
終わりが来たのだ。
任務完了ってやつだ。
港へ到着してから1時間40分のストーリー。
次はあるかは知らんが10分で済ませるように
心に段取りを刻んでおこう。
お客さんに無事届いた畳は、施工事例をご覧下さいね
