
七島藺で織られた七島表(青表)
正規国産畳専門店とよだ疊店の琉球畳 ― 七島藺がもたらす本物の贅沢
■ 異彩を放つ畳
一般的な畳とは一線を画す、耐久性と風格を備えた琉球畳。
その理由は、原料の違いにあります。
通常の畳表:藺草(いぐさ)…イグサ科
琉球畳表:七島藺(しっとうい)…カヤツリグサ科
■ 使うほどに育つ美しさ
七島藺で織られた畳は、使い込むほどに艶を増し、年月とともに風合いが深まります。
その独特の質感は、和の空間だけでなく、モダンな洋室や異国情緒あふれるインテリアにも美しく調和します。
■ 20年を支える強靭さ
七島藺は極めて希少で、手に触れた瞬間に直感できる上質な肌触り。
20年以上の使用にも耐える強靭さを持ち、摩擦にも屈折にも強い。※だから縁がなくても傷みにくい
その繊細な凹凸は、子どもの感性を豊かに育む素材としても評価されています。
■ 自然素材への徹底したこだわり
当店では、この貴重な大分県産・本物の七島藺を最大限に活かすため、妥協のない琉球畳づくりを行っています。
畳の性能を大きく左右する畳床(芯材)に、発泡スチロールや木屑ボードといった工業製品は一切使用しません。
自然素材の持つ本質を、身体で味わっていただくためです。
■ 受け継がれるバトン
七島藺を育てるほんの数軒の農家から託された想いを大切に繋ぐには、一枚一枚丁寧に製作する必要があります。
市場には中国産やベトナム産も数多く流通しており、専門家でなければ違いを見分けるのは難しいのが現実です。
しかし、その差は年月を重ねるほどに明らかになります。
■ 選ぶべきは「価格」ですか?「本質」ですか?
琉球畳を選ぶときは、価格だけに惑わされないでください。
その一枚が、これから20年の毎日を左右します。
正規国産畳専門店の本格琉球畳完全予約制
ー令和7年度価格ー
「琉球畳」新調 芯材は国産稲藁畳床採用
仕上厚み 27mm〜60mm
縁無し半帖:77,000円〜132,000円(手仕上板入れ)
縁無し一帖:154,000円〜264,000円(手仕上板入れ)
縁付き一帖:137,500円〜242,000円(手仕上板入れ)
表替えご希望の場合:現物を診断してからの判断になります。
※これから新築を設計またはリフォーム予定の方は、必ず畳の厚みを30㎜以上確保する様、設計事務所に注文して下さい。
それ以下の厚みになると、やむを得ず芯材に建材床※を採用しなくてはいけない為、畳本来の性能が犠牲になります。
理想はやはり55mmです。(※殆どの畳業者が使う木クズを固めた畳の芯材)
正規国産畳専門店が伝える七島藺の歴史
七島藺――その物語は今、大分県国東市でわずか数軒の農家にしか受け継がれていません。
かつてはトカラ列島で島独自の産業として大切に守られていた「門外不出の草」。
一人の豊後の商人がその美しさと強さに魅せられ、どうしても故郷へ持ち帰りたいと願います。拒まれ続けた末、彼は七島藺農家の娘を嫁に迎えることで、ようやく七島藺は海を渡り、大分の地に根を下ろしました。
琉球畳と聞くと「最近人気が出てきたもの」と思われがちですが、その歴史は360年も前から。
江戸の時代、格式ある縁付き畳は身分ある者だけのものとされ、庶民は藺草の使用を禁じられていました。
板間に藁や萱の菰を敷いて暮らす人々にとって、七島藺を用いた縁なし畳は希望のように広まり、農家や町人の暮らしに寄り添う存在となったのです。
七島藺はただ強いだけではありません。火にも耐え、日々の暮らしを守り、囲炉裏のそばにあっても人々を安心させてきました。昭和30年頃までは、東北や北陸の家々でも当たり前のように敷かれていたといいます。
しかし時代は流れ、工業化とともに大量生産の藺草畳に押され、七島藺の畳は姿を消していきました。いま残されているのは、ほんの一握りの農家の手によって受け継がれてきた奇跡の草。その一枚には、数百年の物語と人々の暮らしの記憶が刻まれているのです。
本物の琉球畳こんな方にお勧め
・アレルギーやアトピー等育児環境に拘る方
・畳の香りが苦手な方
・本物嗜好の方
・耐久性をお求めの方
・これまでの生活に何か違うと感じる方
・納期を急がない方







一針一針想いを込めています
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無農薬を徹底したお米栽培で出た稲藁を使用。
畳表面にも着色や添着材不使用。
赤ちゃんが舐めても大丈夫です。