初めての方へ

初めての方へ

とよだ畳店から初めての方へ畳を新しくする事を「畳替え」と言います

畳は大まかに3つの作品によって構成されています。

・畳の表面にある「畳表(たたみおもて)」麻や綿の縦糸に天然い草が織りなす繊維で、い草栽培から畳表製織まで農家が担当します。
・畳の両端に付いている「畳縁(たたみべり)」昔は着物の帯を割いて使用しておりました。縁の無いヘリ無し畳もあります。
・畳の大黒柱「畳床(たたみどこ)」畳の芯材として目立ちませんが、生活の質を左右する重要な役割を持ちます。

土台となる畳床に畳表を縫い付け、最後に畳縁を両端に縫い付けて畳の完成です。

傷んだ畳を新しくする事を総じて畳替えと呼ばれていますが、畳替えには3種類の替え方があります。
・畳床を再利用する「表替え」・・・表がささくれてきたら
・一から新しく作る「新調」・・・畳がフワフワしたり濡れたり、畳の無い場所への新設。
・今の畳表の裏面を再利用する「裏返し」・・・早めに傷ついたり、青さを再び楽しみたい時

なんとなく畳の予備知識が伝わったでしょうか?
1300年以上続く文化なので独特の交換方法になっており、お店毎に丁寧さやデザイン力、技術力がバラバラです。(その辺は美容院と同じです)

当店は、一般のお客様専門で丁寧に仕事をさせて頂いている、お家毎に適切な畳制作をする老舗畳店です。
即日仕上げ、格安などといった手間を省く大量生産型のお店とは真逆で、少しお時間を頂きますが、安全で質の高いサービスを提供できます。


それでは次に畳の替え方、選び方や頼み方へ移りましょう。

兵庫県尼崎市のとよだ畳店での畳の選び方・頼み方

-畳の頼み方-
まずはお電話か、問い合わせフォームでお見積りのご予約をして頂きます。(見積日は土日祝可。国内のみ)
ベッド畳や特殊な畳も同じ要領でご相談ください。
当店では畳を正しく学んで頂ける環境を提供しておりますので、ご家族やご友人がお揃いの日時にお招き頂ければ幸いです。

ーご自宅にてー
1 縁付き畳か 縁無し畳か ご希望を伺います。
2 畳表(たたみおもて)をご覧いただきます。
3 畳縁(たたみべり)の色を楽しんで頂きます。(縁付き畳の場合)
4 畳床(たたみどこ)の説明をさせて頂きます。(表替えの場合は省略)
5 お見積り内容が宜しければ作業日程を決めていきます。
 即決して頂く必要はございません

-畳選びはこれから20年間の暮らし選び-
畳選びは基本的にご訪問し、お客様毎に異なる畳の含水率や痛み具合等を診断した後、これからどの様に使うか伺いながら適正な畳をご提案していきます。
大掛かりなリフォームの費用と比べると畳は安上がりですが、予備知識なく選んだ畳がたった数年で違和感を感じれば高い買い物になりますよね。決める前に学ぶか、使った後学ぶかはお客様次第でもありますが、実は畳店次第でもあります。
当店は老舗畳店として、お客様の為になる畳製作を教え込まれてきました。
ただ「畳をきれいにしたい」という要望に応えるだけが善ではありません。納品後も快適に、その後20年先を見越して畳と上手に暮らして頂く為の知識をしっかり学んで頂き、その後ずっと掛かり付けの畳店としてサポートするのが当店流です。

畳の現物をご覧頂きながらメリットデメリットをお伝えし、施工内容ごとに費用を算出するお見積もり。
畳の役割や物語も交えながら、お客様の暮らしが有意義になる空間をご提案させて頂きます。
下のフォームからご相談・ご要望、見積予約をして下さい。(急ぎの場合は電話ください)

とよだ疊店五代目店主の認定書・賞状