正規国産畳専門店とよだ疊店の正真正銘の琉球畳
琉球畳は、趣のある青表(七島表)を使用した畳で、日本の伝統文化を象徴する存在です。この青表は、大分県国東半島で栽培される七島藺を用いて専門的に製織されます。しかし現在この手法を続けられるのは、栽培を手助けするボランティア含む農家数名と、製織者がたった3軒の農家のみ。これにより、琉球畳は非常に希少で、手に入れるには完全予約制での受注生産となっています。
先日、隣町から自転車で来られたお客様K様が、当店を訪れ「琉球畳を作って欲しい」とご依頼されました。幸いにも、当店は定期的にこのような依頼を受けているため、すぐに青々としたサンプルをご覧いただけました。納期についてご説明すると、製織の希少性と生産の特異性についてご納得いただけました。
琉球畳の美しさは、多くの時を経て数名の職人で生み出される伝統工芸の結晶です。一枚一枚が情熱そのものであり、手に触れた者しかわからない極上の風合いがあります。
畳縁があってもなくても本物の七島いを使用した畳のみを琉球畳と呼び、その独特の風合いは日本の空間を豊かに彩り、本物嗜好の人を魅了します。
超希少な伝統良材の価値を、下げるも活かすも皮肉なことに畳職人次第。
一般的な畳店が好む化学製品は使いません。健康な毎日を送って頂く為に純国産稲藁床を採用し、なにかのご縁で当店を選んで下さった筈なので機械も使わず、全て伝統の工法で(手縫いを楽しんで)仕上げました。
この度は兵庫県伊丹市のお客様ですが、琉球畳を使用するお家は高知県高知市です。
「勿論、当店がお届けします」と伝えると驚かれていましたが、とよだ疊店は本物を求めて全国からご依頼がありますので、これが普通です。(ご当地グルメが楽しめる!)
本当は素晴らしい畳の価値を、農家にもお客様にも失礼なきよう全身全霊で届ける。
とよだ疊店は、七島表には及ばずとも希少性のある畳店かも知れません。
聞こえは同じ「お客様のため」という経営理念も、優先順位が違うだけで健康からかけ離れてしまう現代の畳。
100円でも安い買い物をしたい方へはお役に立てないですが、ありがとうの環でいろんな人を一人でも多く幸せにしてみせます。





へり無し畳に関連する記事
半帖縁有り琉球風市松敷き
大阪十三飲食店ヘリ無し畳新調
今回は仲の良い畳屋さ...