尼崎市 T様邸ヘリ無し畳→縁有り畳へ
近年の分譲マンションには初めから琉球畳風の和室スペースも多く、よくご依頼をしていただきます。
今回もその琉球畳風和室スペースのお客様で、ご相談当初は琉球畳風の姿のままの張替えor新調で考えられていました。
ご予算の都合も有り、お子さんがまだ乳児という事、奥様のお腹にもう1人のお子さんが。という世帯だったので、デザイン重視のヘリ無し畳(琉球畳風)よりも実用性(耐久性)を考えた畳作りをご提案させて頂きました。
ヘリ無し畳はデザイン性は時代に合っていますが、基本的にペラペラの畳表(表面のゴザの事)を使用し、尚且つ畳の角を畳縁によって保護しない(畳縁を使用しない)作りの為、従来の縁有り畳より「傷みやすい」のが唯一の欠点です。
理学療法的にも認められた、子育てには畳。の適正さをお客様にお伝えしたところ畳を育児スペースにして頂けるようでしたので、赤ちゃんにリスクを排除した高耐久の畳作りをしました。
が!しかし!いざお家に伺い採寸すると、畳のsizeを MAXで製作しても6センチほど足らない絶妙な間取りでしたので、ご相談時の枚数の倍必要、、、と言う壁にぶち当たりました。
(こう言う事もあるのでお見積りは基本お伺いしております)
子育て世代のご予算を覆すのは心苦しい。
ので、余った端材のみで製作したヘリ無し畳により隙間を埋めさせて頂きました。
この提案は旦那さんの「こんな事できない?」から始まり工夫したものです。
何でも一筋縄ではなく、お客様に合わせた畳作りが出来るのは経験と自信と好奇心からなせる技だと自負してます。
何でもお任せください。
ヘリ無し畳→縁有り畳
赤ちゃんにリスクの無い安全な畳作り
・15年は持つ高耐久の畳作り
・天然い草のなかでも草質良好な物を使用
・ささくれの原因となる細やかな凹凸が極めて少ない肌触り抜群の畳表を厳選する事で赤ちゃん安全安心。
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