兵庫県の国産畳専門店とよだ疊店から大阪在住のお客様へ国産畳をお届け
大阪で生まれ育った店主。とよだ疊店は元々戦前から100年以上大阪で商売させて頂いた事もあり、今でも大阪はご縁のある町です。
今回のお客様は大阪府堺市にお住まいの方。
和室3部屋にフローリングを畳敷きにされた部屋と、合計4部屋ご依頼頂きました。
15年は使われた畳は表面のささくれが目立ちましたが、かなり目の詰まった畳表(表面のゴザ)で、中国産のい草が採用されていました。もし本物の国産い草が採用されていれば、当店の出番は10年以上先のご縁だったでしょう。
一概に輸入産が悪いとは言いません。が、中国産畳表を日本で最終加工した国産畳が世に流通してる為説明しますと、中国産い草と本物の国産い草の違いの一つに耐久性があります。
い草は植物です。水・土壌が違えば当然品質も大きく異なります。
現在国産い草の主産地は熊本県で、輸入い草の主産地は中国の寧波市です。
某半導体メーカーが喉から手が出るほど欲しかった熊本県の素晴らしい水質と、中国い草の主産地である寧波市の水質は文字通り「雲泥の差」がある為、土壌や水質がもろに品質に直結する農産物であるい草は見た目が似ていても耐久性が全く異なるのです。
当店主がプライベートでも大切にしている「日本で作った物を日本で消費する」という拘り。
これは本物の国産の畳をお求めになるお客様にとっても非常に相性が良く、エシカルな消費に繋がります。
お客様とお話しして最近実感することですが、畳に限らず輸入産や安価品による本質の欠如が消費者の中でだんだん周知されてきた様に思えます。(食材全般・家電など)
畳に関しては、本物は長く使え教養にも役立つだけではなく、大事に使うことで美しさが育っていきます。
偽装品を避けたい方は正規国産畳専門店のとよだ疊店にご相談くださいね。
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