「稲と畳」コラム 第四話

「稲と畳」コラム 第四話

素材が変わると感じ方が変わる


これまでお話ししてきたように、
畳の心地よさは、素材や作りによって生まれます。


しかし現在では、
畳のあり方も少しずつ変わってきています。


軽さや扱いやすさを重視したものなど、
現代の暮らしやニーズに合わせた畳も多く流通しています。


見た目は同じように見えても、
中に使われている素材が異なることも少なくありません。


目が喜ぶもの。
身体が喜ぶもの。

それぞれに役割があり、
どれも一つの選択肢だと思います。


ただ、当店の畳を実際にお届けした際、
空間の空気が変わったことに気付かれる方がいらっしゃいます。


なんとなく、だけど
でも、全然違う。


どちらが良い、悪いということではなく、
素材によって、感じ方が変わるということ。


その違いを知った上で、
「取り入れたい」と思えるものを選ぶことで、
これからの暮らしに合った畳のあり方も、見えてくるのではないでしょうか。


もともと畳は、
日本の自然素材から生まれたものでした。


時代の中で、さまざまな理由から、
素材や作りも変化してきたのだと思います。


その中で、あらためて、
何を選ぶのか。


なぜ今でも、当店は稲藁の畳を作り続けているのか。
次回、もう少し深く触れてみたいと思います。

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