大阪市時代のとよだ疊店先代の手がけた畳を修復し再利用
大阪市で畳店を営んでいた頃から、長くご縁を頂いている西淀川区のお客様宅にて、「表替」の施工をさせて頂きました。
畳をお預かりし、裏返した瞬間に気付いたのは、そこに残された見慣れた文字。
畳の裏面には、施工した職人が墨で名前や印を記す文化があり、今回の畳には、亡き先代である父の字が残されていました。
長い年月を経ても畳を大切に使い続けて頂いていた事、そして再び当店にご依頼頂けた事に、畳店として深いご縁を感じる施工となりました。
今回お選び頂いた畳表は、「絹織(きおり)」
当店が直接繋がる熟練のい草農家に特別に織って頂いている、高品質ない草のたたみです。
きめ細かな織りと草質の良さが合わさる事で、美しく光を反射し、お部屋全体に明るさと落ち着いた品格を与えてくれます。
肌触りも非常に滑らかで、自然素材ならではの心地良さを感じられます。
施工は、既存の芯材を活かす「表替」にて行いました。芯材には、今では希少な天然の稲藁床を使用。
傷みを丁寧に修復しながら再利用する事で、
昔ながらの柔らかな足当たりや優れた調湿性も受け継いでいます。
また、これまで付いていた化学繊維の畳縁から、天然素材の純綿縁へ変更。
素材同士の調和によって、空間全体がより穏やかで上質な雰囲気へと整いました。
納品後、お客様からは「ずっとここに居たい」と嬉しいお言葉も頂きました。
世代を越えて受け継がれる畳とご縁の温かさを、改めて感じさせて頂いた施工事例です。

光沢が語る織りの美しさ
当店オリジナル「絹織」は繋がりのあるい草農家によりオーダーしている特別な畳表です。
美しいだけではありません。
最低20年は足元を支えてくれ、一番人気の理由の一つです。
ヘリ付き畳の関連記事
大阪市西淀川区 掘りごたつのある和室へ畳新調施工
大阪で100年以上の歴史とよだ疊店の寛げる空間を逆算する畳作り 大阪市西淀川区のM様邸にて、6帖和室の畳新調を施工させて頂きました。
今回のお部屋は、中央に掘りごたつが設けられた和室。
冬場...
今回のお部屋は、中央に掘りごたつが設けられた和室。
冬場...




