大阪で100年以上の歴史とよだ疊店の寛げる空間を逆算する畳作り
大阪市西淀川区のM様邸にて、6帖和室の畳新調を施工させて頂きました。
今回のお部屋は、中央に掘りごたつが設けられた和室。
冬場にはお客様ご自身で畳を取り外し、こたつ台をはめ込む仕様となっていました。
そこで当店では、掘りごたつ部分の畳に特別な工夫を施しました。
畳を持ち上げやすいよう、畳縁と同じ天然繊維を用いて糸を何重にもこより掛けし、専用の取手を製作。
さらに、普段は目立たず空間の美観を損なわないよう細部まで工夫しています。
以前の畳床は工業製品特有の硬さがあり、24ミリという薄さも相まって、歩いた際の反動や足当たりに心地良さが感じられない状態でした。
また、表面だけを替える「表替」では、上質な畳表の良さを十分に活かしきれず、畳床の方が先に寿命を迎える事が明らかだったため、今回は畳店として「新調」をご提案させて頂きました。
厚みの制限上、天然の稲藁床は採用できませんでしたが、できる限り自然な踏み心地へ近づけるため、芯材にはヤシ繊維を使用。適度な弾力と柔らかさを持たせる事で、薄畳でありながら足当たりの良い仕上がりを目指しました。
畳表には、当店一番人気の「絹織(きおり)」を採用。
直接繋がる熟練のい草農家に特別に織って頂いている畳表で、滑らかな肌触りと美しい艶感が特徴です。光を柔らかく反射し、和室全体に明るさと上質な空気感を与えてくれます。
さらに、化学繊維だった畳縁も天然素材の純綿縁へ変更。自然素材同士の調和により、掘りごたつのある和室がより居心地よく華やかな空間へと生まれ変わりました。
大阪市・西淀川区で、掘りごたつのある和室の畳新調や、自然素材にこだわった施工をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

髪の毛ほどの純綿糸を何度も手作業にてこよりに。

太すぎると目立ち、細すぎると切れる
畳がようやく持ち上がる程度の細さに撚りを調整

畳縁の影に隠れるように

堀りごたつの中央部分に居心地の配慮を

畳の沈み防止に薄板を製作
経験上、必ず真ん中の畳がこたつ部分の造作による段差で沈んでしまうので段差をなくす薄板を畳下に配置
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